秦野市 T様邸 和室リノベーション
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営業の秋山です(^^)/
緊急事態宣言や蔓延防止措置期間の延長などなかなかコロナが終息しませんが皆さん元気にお過ごしでしょうか!
今回は私が担当した秦野市の和室リノベーションの様子を皆さんにお届けしたいと思いますのでご一読の程よろしくお願いいたします。
上記の写真は既存の畳を撤去した後の様子です。
写真手前の養生シートが敷いてある部分は縁側の廊下で和室とは襖で仕切られていましたが今回襖を撤去し敷居も外すことになりました!!
少しお部屋が広くなるようなイメージでしょうか!
畳を撤去したところはフローリングと琉球畳が新規で入ります。
縁側のフロアレベルに合わせて床高調整を行い仕上げ材のフローリングと畳を納めます。
写真の床の合板を「荒床(あらゆか)」と言います!
上記写真の様に畳を撤去した分インニッサンと呼ばれる木材で高さを付加します。これで30mm高さが上がっています。
インニッサンとは「インニ・イッサン」→「一寸二分(36mm)、一寸三分(39mm)」から言葉が由来しており昔の寸法の呼称です。
現在のインニッサンは30mm×40mmで作られています。
60mm、70mm、80mm,90mm、100mm、110mmと複数のインニッサンを組み合わせることで様々な幅の下地を組むことが出来るため木工事においてとても便利な材料です。
写真では分かりませんがインニッサンの上には2mmの単板ベニアが貼られ、さらにその上に12mmのラーチ合板を重ねます!
また上記真ん中の写真の枠には琉球畳が納められます。フロア材は12mm、畳は15mmですが上記右写真の見切り材は畳とフロアの取り合いを納めるための専用見切り材です!!3mmの違いをきれいにつなげてくれます!便利ですね~(^^♪
上記写真の壁は皆さんのお住まいの和室でも見られることが多いのではないでしょうか。柱が露出した「真壁」です。壁面は砂壁になっています。
今回の工事ではこの砂壁に下地でラワン合板を貼り、仕上げ面にクロスを貼ります。少し和室テイストを抑えた空間に仕上げます!
次回は床、壁それぞれの仕上げ材が納まった様子をお届けいたします!
どのように仕上がるでしょうか!お楽しみに!!(^^♪
この度もブログを一読いただき誠にありがとうございました!!